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海外駐在2度で約17年、そして今度は新たに3度目が始りました!・・日々の生活雑記(コメントは承認制になっています。よろしくお願いします)


by dt_wb1999
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そして・・・

さっき娘が感謝祭のお休みで帰省してきました。
前日に恐る恐る?「どう?その後・・・少し落ち着いた?」と電話したときに
「うん、大丈夫」
という言葉を聞いてはいたのですが、実際会うまで何となく気持ちが落ち着きませんでした。
でも戻ってきて、最初にハグしたとき、思った以上に明るい感じだったのでほっとしました。

そして話を詳しく聞いてみました。この間はあまりに感情的だったので、詳しく聞くのもためらわれたのですが、娘自身もドクターの説明と、あとはネットでの検索をした結果、自分のコンディションが最悪のものではなかったと分かり、少し気持ちも落ち着いたようで、いろいろ説明してくれました。
痛めた場所は股関節の中の大腿骨とソケットの間に入っている股関節唇というところの裂傷。股関節唇とは股関節の骨盤側のヘリを覆う軟骨で、関節内に収まっている大腿骨の頭の部分が、外に外れるのを防ぐバリアのような役割を担っているそうです。ここに裂け目が入った状態が、「股関節唇損傷」という状態。裂けた股関節唇が関節内に挟まったりして、股関節のスムーズな動きを妨げたり、痛みを呼ぶと考えられているそうです。
この裂傷により、骨を支えるクッションの力が少なくなり、その時々の足のコンディションによって痛みが出現したりしたようです。おそらく娘はソケットと大腿骨とのくぼみの角度が本来ターンアウトできうる角度より深く、本来ならばターンアウトは出来ないところを幼い頃からの訓練でその軟骨をすり減らしながら開いていたのでしょう。
治療はまずは温存療法。痛みがある場合は消炎鎮痛剤を飲みながら、股関節の周りの筋肉をクッションの代わりになるように鍛える・・。幸い娘は違和感(音がすることへの)はあるものの今は継続した痛みがあるわけではないので、ドクターもフィジカルセラピーを続けながら様子を見ればいいと言ってくれたそうです。それでもこれもフィジカルセラピーを続けてみないと分かりません。
また本人はどのタイミングであの痛みが襲ってくるかが分からないことが恐怖で、現在のレッスンも恐る恐る?という場面があるようです。モーションのたびにコキコキと音をたてる股関節・・・それを気にしながら踊るのはとてもストレスでしょうね。100%の力が出せない・・といった娘の本意はここにあったのです。
そして・・・今後症状が進み痛みがずっと続くようになってしまった場合はやはり手術だそうです。最近では内視鏡で縫合する技術が発達したので、傷も小さく、さほど大きな手術にはならないという話・・・ですが!!これ以上体にメスをいれるなんて・・・母親としては避けて欲しいところです。なんとかフィジカルセラピーで治って!!

K子さんが作ってくださったティアラを見て
「綺麗・・・」その目は潤んでいました・・。そして
「これはKちゃんに貸してあげたくないなぁ~・・・」と本音をポロリ・・・(苦笑)

今回はダメでも来年、また呼んでもらえるかもしれないですしね。それまでにコンディションを整えておかなきゃ!
しばし感謝祭の休息をとったあとは、本格的にフィジカルセラピーが始まるとか。そしてそのあとはすぐに大学の公演があります。
頑張れ!
by dt_wb1999 | 2010-11-21 12:07 | バレエ